2008年07月22日

続 GS1 Databar

ハローキティ バーコードおしゃべりショッピングぜんぶでいくら?
この日記を検索してくる人のキーワードのトップが『GS1-RSS』です。
Hitするのは『GS1-RSS(新型バーコード)の現状の本末転倒さ』なのですが、ちょっとわかったコトがあるので追加で書いておきます。

で、また長くなったので薬屋関係の方でおそらく知りたいだろう事だけ先に書いておきます。
今GS1 Databar対応機器を導入する意味はまったくありません。2008年9月以降に合成シンボルが出てきてからでも遅くないでしょう。バンバン特定生物由来製品や生物由来製品をあつかっていて有効期限や製造番号の管理をGS1 Databarでやりたい場合は検討しておかなければいけないでしょうけど。

そもそもの元は『GS1 Global Office』で、『財団法人 流通システム開発センター』が日本のサイトのようです。
その中のGS1 Databarのページはこちらになります。とりあえずそこから+αでまとめてみます。ちなみに、
2007年2月 シンボル名をRSSからGS1 DataBarに改称
となってます。

JANで使っていた13ないし8桁では、以下のいずれかが表現されていました。
* 国コード(2桁)+メーカコード(5桁)+商品コード(5桁)+チェックデジット(1桁)
* 国コード(2桁)+メーカコード(7桁)+商品コード(3桁)+チェックデジット(1桁)
* 国コード(2桁)+メーカコード(4桁)+商品コード(1桁)+チェックデジット(1桁)
あまり関係ないのですが、国コードが『02ないし20〜29』の場合はインストアマーキング(IPアドレスのプライベートアドレスみたいなものですね)です。Wikipediaによると現在のところ国は203あるようなので既に足りないですね。日本は49と45の二つを持ってます。ここによると小数点もアリみたいです。少数1桁も含めてもバーコード上では2桁で表せるようです(ちょっとよくわかってません)。しかしそれでも足りないと思いますが。アルファベットも(技術的には)OKなので16進数ですればもうちょっと余裕がでそうです。

さて、そもそもGS1 Databarというのは、ちっちゃなバーコードみたいなの(Databar)にAI(Application Identifier)と呼ばれるキーを含めておいてデータバーが何を表しているのかもわかるようにし、さらにスタックもできるようにしたもの、というのが正解のようです。
ちなみに医療材料においては、医療材料GS1-128システムが既にあります。ただし、今回医薬品に採用されているのはGS1 DatabarでGS1-128ではありません。ところが、GS1 Databarというのは3系統7種類のシンボルがありGS1 DataBarエクスパンデッド系を使えば同様な表示は可能なんです。しかし、医薬品ではGS1 DataBar オムニディレクショナル系ないしGS1 DataBar リミテッドに合成シンボル?を組み合わせて利用するようです。これは、GS1 DataBarエクスパンデッド系ではハンディスキャナを使えないからだと思います。
ちょっとだけ推測が入るのですが、有効期限と製造番号はPDF417を利用します。すなわち、GS1 DatabarでGTINを、PDF417で有効期限と製造番号を表します。これをあわせたバーコードを『合成シンボル(コンポジットコード、複合シンボル)』と呼ぶのだと思うのですが、多くの文書ではPDF417を合成シンボルと呼んでいます。不思議です。

今のところは医薬品にはGS1 DataBarオムニディレクショナル系とGS1 DataBarリミテッド系なだけのようです。これでは所詮GTIN(JANコードで表現していたものと同じレベル)でしかなく、今GS1 Databar対応機器を導入する意味はまったくありません。一般の薬屋は合成シンボルが出てきてから検討しても十分なのではないでしょうか。ちなみに、どんなのが合成シンボルかというとここの下のほうにあります。

ところでAIの定義を探したのですが…リスト化されているものは見つけられていません。どなたか発見したら教えてください。
ちなみに、目に付いたものだけでもリストアップしておくと
(01)GTIN
(10)製造番号
(17)有効期限・使用期限
(21)シリアルナンバー
(30)数量(入り数)
なんですが、医療材料GS1-128システムの所に書いてあったものなので違うかもしれません。普通に考えるとGS1で共通だと信じてますが…

システムを構築するのでなければ最低限これだけ知っていれば問題ないと思います。とりあえずウチではしばらく導入する必要はないな、と判断できました。
posted by ちや at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 薬屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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